「森友学園問題」最悪の事態も想定して内閣支持率と株価の関係を再検証する

蓮池発言で最悪の事態も想定する

3月23日に、学校法人「森友学園」の蓮池泰典氏の証人喚問が終了しました。野党議員からどよめきの声が上がるほどの証言が続きました。事実であれば安倍首相は辞任することにになります。

内閣支持率と株価の関係

内閣支持率と株価に相関があるのは有名な話ですが、過去25年の内閣支持率と株価を改めて整理しました。やはり内閣の支持率が不支持率を上回る局面の方が株価が堅調であり、支持率が不支持率を下回れば株価は不調です。長期政権の方が株価が安定して、政権交代が続くと株価は長期低迷となります。支持率が不支持率を１回下回ってしまうと復活することは難しく最終的には政権交代に繋がります。　（出典：http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/graph_naikaku.html）

安倍政権も正念場

既に報道されていますが、最新の安倍内閣の支持率と不支持率が拮抗している状態です。貿易統計など良好な指標も増えているので、ここは正念場となりそうです。今後の投資判断の為に内閣支持率にも注目しておく必要があります。