カライスとは

カライスのサービス概要

カライスは東海東京証券が提供するアドバイス型ロボアドバイザーです。アドバイス型ロボアドバイザーというのは、顧客がロボアドバイザーの用意した質問に答え、その結果を分析して最適な資産配分、ポートフォリオを提示する投資サービスです。

カライスはインターネットで申し込むことが出来、簡単な7つの質問に答えるだけで、その顧客に最適なポートフォリオとeMAXISシリーズという5つの投資信託の中から選ばれた1つを提案します。

カライスの名前の由来は、古代ラテン語・ギリシア語の「トルコ石」で、まだ投資経験のない人のベーシックな投資を成功させたいという思いが込められています。

カライスの利用料は無料となっています。また、提案される投資信託も購入手数料がかからないノーロードです。信託報酬も0.5%と非常に低く、リーズナブルな商品といえます。

カライスが提案する投資信託はコストが安いだけでなく、ポートフォリオのリバランスを自動的に行う投資信託というのが特徴です。リバランスについては後ほど説明します。

カライスは手軽に始められる、投資初心者向けのコストの安いロボアドバイザーなのです。

カライス以外にも様々なロボアドバイザーがあり、みんかねでも紹介しているので、ぜひ色々なサービスを比較検討して見てください。
おすすめロボアドバイザー比較!AI(人工知能)活用の日本のロボアドで投資信託・資産運用の時代へ

カライス運営会社の概要

会社名:「東海東京証券株式会社」(英文名「Tokai Tokyo Securities Co., Ltd.」)
事業内容:金融商品取引業
本店所在地:〒450-6212 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号
登録番号:東海財務局長(金商)第140号
設立年月日:平成20年10月8日
資本金:60 億円
大株主;東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社(100%)
代表取締役社長:早川 敏之
格付:BBB+(長期発行体格付) 株式会社日本格付研究所(JCR)

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カライスの手軽さ

カライスは無料で始めることが出来る、手軽なアドバイス型ロボアドバイザーです。カライスのホームページから入り、簡単な7つの質問に回答するだけで、最適なポートフォリオと投資信託をアドバイスしてくれます。

カライスが提案する投資信託は「eMAXIS」シリーズというもので、5つのタイプのうちの1つを選択するというシンプルなものです。5つのタイプはリスク許容度に応じて分類されています。

他社のアドバイス型ロボアドバイザーでは100や200のポートフォリオを提供するサービスもありますが、カライスのターゲットは「今まで投資したことのない人」なので、数を絞り込んでわかりやすく5つの違いが把握できるようになっています。

またeMAXISシリーズはすべてバランス型ファンドなので、極端にアクティブだったりパッシブだったりする運用はしません。5つのタイプといってもそのタイプの振り分けは、なだらかなものとなっています。

カライスの自動運用

通常アドバイス型ロボアドバイザーは投資対象の商品の購入まではサポートしますが、商品の運用はしません。

しかしながらカライスの場合、投資対象であるeMAXISがリバランスを行うタイプなので、結果的に自動運用がなされるのと同じになります。カライス自体が自動運用を行うわけではありません。

リバランスとは、当初設定したポートフォリオが運用によってそのバランスが変わってしまったときに、組み込まれた株式や債券を売買することによって元のポートフォリオに戻すことです。

例えば、当初日本株の組み入れ比率が30%だったのが、その後の運用によって40%になったとき、自動的に10%分の日本株を売却して元の割合に戻すという意味です。

逆にその日本株の比率が20%に下がった場合は10%分を購入して元の割合に戻すのです。

人のファンドマネジャーが運用を行う投資信託だと、ファンドマネジャーの判断でポートフォリオの入れ替えが行われますが、カライスの投資対象であるeMAXISは自動的にリバランスを行い運用するのです。

この、アドバイス型ロボアドバイザーであるにも関わらず、投資一任型ロボアドバイザーのような自動運用をするのが、カライスの投資対象であるeMAXISの特徴の一つです。

カライスの安い手数料

カライスの投資対象である「eMAXIS」は販売手数料が無料のノーロード型投資信託です。信託報酬も0.5%で、他の投資信託と比べて極めて低い水準です。

ロボアドバイザーを利用した場合、アドバイザー型でも投資一任型でも、年間の手数料が2%はかかってしまうので、カライスのコストの低さは特筆すべきところです。

投資は手数料を無視しては考えられません。例えば年間2%の運用益が出たとしても、年間手数料が2%だと、利益は相殺されて無くなってしまいます。

カライスの例を挙げると、同じ年間運用益2%でも、かかる手数料は信託報酬の0.5%だけなので、1.5%の運用益を得ることが出来るのです。

投資の分かりにくい点は、この手数料を差し引いて考えなければならないことなので、信託報酬しか手数料がかからないという点も、カライスが投資初心者にやさしい点です。

カライスの手数料の安さは運用の上で非常に重要なアドバンテージなのです。

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カライスの手数料や最低投資金額、投資対象

カライスの利用は無料です。また、カライスの投資対象である投資信託「eMAXIS」はノーロード、信託手数料は0.5%なので、年間にかかる手数料はeMAXISの評価額の0.5%ということになります。

カライスの最低投資金額は1万円です。カライスのようなアドバイス型ロボアドバイザーの最低投資額は、投資一任型のロボアドバイザーの最低投資額より低めです。

それでも1万円からスタート出来るのは、「まだ投資経験のない人のベーシックな投資を成功させたい」という、カライスに込められた東海東京証券の思いが強く感じられます。

購入は一括と分割を選択することが出来、随時増額も可能なので、少額から始めて納得がいけば少しずつ増やす、という方法が取れるのでフレキシブルさも持っています。

カライスは、投資対象であるeMAXISを、ロボアドバイザーの力を借りて選択して購入するというシステムと捉えれば非常にシンプルであることがわかります。

カライス利用開始までの流れ

カライスはインターネットで利用できます。まずカライスのホームページから、簡単な7つの質問に答えます。その質問の結果に基づいて分析が行われ、最適のポートフォリオとeMZXISの中から選ばれた投資信託が提示されます。

結果画面からはわかりやすいインターフェースで自分に最適なポートフォリオと、選ばれた投資信託の詳細が確認出来るようになっています。

次に、東海東京証券に口座を持っていない場合は、その結果が示されたページから新規口座開設のページにジャンプ出来ます。

もちろん口座開設をしなくても一切費用はかからず、個人情報が証券会社に行くことはありません。カライス利用時に、個人情報を登録する必要はないのです。

東海東京証券の既存顧客の場合は、eMAXISの購入画面に進めるようになっています。ネットですべて完結できるというのもカライスの特徴です。

カライスのターゲットは「投資初心者」で「証券会社の窓口に行くのは気が引ける」という人なので、店頭を介さない仕組みになっているのです。

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東海東京証券のロボアドバイザー・カライス!その実力は?のまとめ

カライスはシンプルでローコスト、なおかつ最低投資額が低いので、投資初心者向けアドバイス型ロボアドバイザーと言えます。

投資信託を買いたいけれどどれを買っていいかわからない。そんな人にカライスは特に適しています。

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