日本相場は異例の閑散相場
日本の株式相場は、7月に入り売買が低迷する閑散相場が続いています。アメリカの株式相場とは明暗が分かれています。4~6月期の第1Q決算の発表の社数のピークは8月9日となっています。日経平均VIも低い水準が続いてます。何かのきっかけで相場が動く出すことも考えておく必要があります。
ソフトバンク(9434)の自社株買いの発表
ソフトバンク(9434)は2018年12月19日に新規上場されました。公募価格は1500円で2兆6000億円以上を調達する大型IPOでしたが、ここまで一度も公募価格を上回っていません。多くの投資家が塩漬け状態です。
2019年7月24日に、8月6日からの740億円を上限とすると自社株買いを発表し、7月25日に上場来高値1464円を更新し1466.5円の新高値をつけました。但し高値更新のあと値をさげているので、「鬼より怖い一文新値」の懸念もあります。
注目は8月5日の決算発表と、その後の相場展開
ソフトバンク(9434)の4~6月期の第1Q決算の発表は8月5日です。決算内容が事前予想よりいい内容であれば、8月6日からの自社株買いと合わせて公募価格である1500円を更新する期待が持てます。ソフトバンク(9434)ホルダーの塩漬けが、日本相場の閑散相場の起爆剤になるかも知れません。
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