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近年、日本人の東南アジアへの海外旅行客が激増している。
日本から近く、物価が安く、食事がおいしい、コスパの良いリゾート地が多いなど、魅力的な観光地だが、合わせて旅行者が現地の銀行で口座開設をする人が増えている。

日本では定期預金を積んでもゼロに近い金利しか付かないが、カンボジアとベトナムの銀行定期預金は年利5~7%が相場となっている。
日本もかつて経済成長ピーク時には定期預金の年利が7%くらいに設定されていた時代があるが、現在、カンボジアとベトナムは、経済成長率が約7%と、日本のバブル時と同じような経済状態となっている。しかし、日本と異なるのは人口ピラミッドが逆三角形で、今後も高成長が続くと予想されている。

今回は、日本人に人気のカンボジアのプノンペン商業銀行での口座開設ついてご紹介したい。

プノンペン商業銀行とは

2008年9月1日に営業を開始し、現在、ベトナム内に14支店を展開している。また日本のSBIが出資している比較的新しい銀行だ。

所在地:No.217, Norodom Blvd., Sangkat Tonle Bassac, Chamkarmon,Phnom Penh, Cambodia
設立日:2008年9月1日
従業員数:283人
HP:http://www.ppcb.com.kh/

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プノンペン商業銀行の口座開設メリット

主に5つのメリットが上げられる。

1、5年7%の定期預金金利(ドル建て)

定期預金は、5年満期だと7%もの金利が付く。
以下は、ホームページ(2017/03/10現在)の金利一覧。

3カ月 3.25%
6カ月 4.25%
12カ月 5.50%
18カ月 5.75%
24カ月 6.00%
36カ月 6.50%
48カ月 6.70%
60カ月 7.00%
※現地の税金は、利息が付与される際に14%(非居住者)が自動控除される。

2、口座凍結の心配がない

最近まで海外銀行口座で人気だったHSBC香港の口座は、多くの方が口座凍結されそのままに放置している。海外銀行は、日本と違い、口座維持手数料が掛かる他、資金移動がないと口座を一方的に凍結されてしまう。凍結する前に電話やメールでも連絡もない。解除するには、再度、銀行窓口まで出向かなければならないため、日本人には使い勝手がよいとは言えないが、プノンペン商業銀行の口座なら、利息を普通預金に繰り入する処理が行われるため、何もしなくても凍結される恐れはないのは大きなメリットと言える。

3、VISAデビットカードで日本での引き出しが可能

希望者は、VISAデビットカードを発行することができる。日本で現金の引き出しができるため、口座開設時に作る方がほとんどだ。

4、日本語での口座開設が可能

この銀行が日本人に人気の理由は、「ジャパンデスク」があることが大きい。
ジャパンデスクがあるプノンペンタワー支店は、モニボン通りのプノンペンタワービルの2階にある。
日本人スタッフが常駐してくれているので、口座開設から入出金まで、全て日本語で対応してもらうことができる。プノンペン商業銀行 プノンペンタワー支店

5、必要書類はパスポートのみ

口座開設に必要な書類は、パスポートとビザがあれば約1時間で口座開設ができる。
カンボジアには、他にアシレダ銀行(三井住友銀行が出資)やカナディア銀行(三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行が出資)などがあるが、滞在証明や現地住所が必要なため、短期滞在者が口座開設ができない。

必要経費

口座開設に必要なお金は、普通預金口座用なら最低100USD、定期預金口座用なら最低500USDが必要だ。また、口座開設目的として考えるのであれば、渡航費用として、航空券と宿泊費で約7万円~、その他、飲食費等が掛かる。

なぜカンボジアの定期預金は金利が高いのか

カンボジアの通貨はリエルだが、商業融資だけでなく個人向け融資(住宅ローンなど)もドル建てで行われている。信用力の高いドルの金利は、リエル建てより若干低く設定されており、貸出金利がリエル建て年15%に対しドル建ては年14%に設定され、年7%の定期預金金利を設定しても十分に元がとれる状況になっている。また、カンボジア経済は急成長しているものの未成熟なため、大口の機関投資家などはリスクの高いカンボジアの金融市場に投資できないことが閉じた経済圏の中で高金利のドルが流通するとという特殊な背景も影響している。

カンボジアの銀行口座のデメリット

カンボジアの銀行は、日本のようにペイオフ制度がない。日本の場合、万が一銀行が破綻したとしても1,000万円までなら元本とその利息までは保証されるが、カンボジアにはこの制度がない。しかしカンボジアの経済成長率が7%前後で、今後も経済成長が続くことを考えると、もしかしたら日本よりも安全と考えられなくもない。

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まとめ

円だけでなく、他の通貨を持つことがリスク分散となるため、ドル預金をするなら、新興国の銀行口座で積立運用する方法もありでしょう。カンボジアは、世界遺産のアンコールワットが人気ですが、カンボジアに旅行に行く際には、口座開設も検討するとよいでしょう。また、添乗員付きで口座開設にツアーを主催している会社もあるので、観光と合わせていくのも良いでしょう。

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