こんにちは。くしまるです。
ビットコインを持っているのはいいが、こいつはいったい何に使えるんだ?
ある日ぼくはそんな疑問を抱きました。
でもこの疑問はきっとビットコインを使ったことのない人みんなが抱えているはず。
じゃあ、ビットコインを実際に使ってみよう!
というわけで今回は、ぼくが実際にビットコインを使って支払いを完了するまでの様子をご紹介したいと思います。
ウォレットアプリをインストール
ビットコインで支払いをする為には、まずウォレットがないとけないらしい・・・
確かかどうかはわかりませんがそんなようなことを聞きいたので、まずはウォレットを用意したいと思います。
※事後確認したところ、取引所によっては携帯で送金のができるものもあるようです。
使用するのは「アルタウォレット」。
2016年の9月にリリースされたばかりらしく、QRコードを読み込むだけでスムーズに送金が可能なんだそうです。また、ビットコイン以外にも、イーサリアム、ライトコイン、ドージコインなどの仮想通貨も同様に使用することができるすぐれもの。実は複数の仮想通貨を持っているくしまるには最適の一品でした。
インストールしたらまずはウォレット名を作成します。
このとき一度、IOSのバージョンが最新じゃなかった為にエラーになって進めませんでした。
アップデートを済ませてから再挑戦すると問題なくいけました。
空っぽのウォレットにビットコインを送金
ウォレットが用意できたので、次はこの空っぽの状態のウォレットにビットコインを入れたいと思います。
僕が使用している取引所はビットフライヤーなので、ビットフライヤーの管理画面から、ウォレットへビットコインを送金します。
初めての送金作業です。緊張ですね。
ウォレットのBitcoinの管理画面で「受け取る」を選択すると、送金先(くしまるビットコイン)のアドレスが表示されました。
こんな感じに。
アドレスは銀行で言うところの口座番号と言うところでしょうか。そんな感じがします。
※画像のQRにビットコインを送金するとくしまるのビットコインが急に増えてびっくりしてしまうので注意しましょう。
これをコピーして、ビットフライヤーの管理画面の「入出金」から送金します。
なんだか怖いのでとりあえず0.1BTC(2016年12月の現在価値で、9,400円ぐらい)だけ送金することにします。
送金確定ボタンを押すと、すぐにビットフライヤーから登録メールアドレス宛に送金完了メールが届きました。
ちゃんと送金できたよ。
と教えてくれるようです。
続いてウォレットの中も確認しておきたいと思います。はたして受け取りできているのか?
処理中とはなっていますが、送金したビットコインの情報は届いていたみたいです。安心しました。
この後、送金のことなどすっかり忘れてぐーぐー寝ていたら翌日には残高情報が更新されていました。
ビットコインでお会計できるお店に行こう!
ウォレットが用意できて入金も完了したので、お次は実際にこのウォレットの中のビットコインを支払いに使ってみたいと思います。
さて、何に使かおうか。
と言うか、ビットコインってどこで使えるんだ?
・・・調べてみると出てきました。ビットコインが使える場所リスト。
決済方法として導入しているところはそれほど多くないようで、東京都内だけで30件ちょっとでした。というかまだまだ少ないですね。
また、決済を導入しているお店の業種としては、Bar、ネイルサロン、焼肉屋、お寿司屋さん・・・など様々。でもBarが多めな感じがします。
そして記念すべき初ビットコイン決済の舞台に選んだのは、西新宿にあるアメリカ料理店、ダイナー スイング(DINER SWING)
ここへ行ってみたいと思います。
新宿西口からロータリーを越して青梅街道の方へ出てすぐ、徒歩3分ほどの場所にスイングはありました。
スイング発見。ワイルドなぼくにピッタリのネイティブな外観のお店。
そしてどうやらビットコイン決済に対応していることは間違いなそうです。
店内の作りも、日頃からアメリカンを意識しているぼくによく似合う渋い感じでした。
※ちなみにこの日は、後でお店の人に色々聞いてみたかったのでお客さんがいない時間帯に訪れた為、店内にはオーナーさんと面接中のギャルしかいませんが、平日などは大賑わいです。
さっそく食べ物を注文してみます。メニューも実にアメリカン。ハンバーガーやジャンキーな肉料理がラインナップされています。ビール飲みたい。
ハンバーガーを食べることにします。
うん。うまい。ビーフ100%
なんでも、このお店は元々アメリカ暮らしをしていたご夫婦が日本へ戻ってきて始めたんだそうです。だからお店の雰囲気もメニューもアメリカンなんですね。納得。
ビットコイン決済の導入経緯についても聞いてみると、ご夫婦の息子さんがアメリカ生まれのアメリカ育ち、完全なるネイティブだそうで、その息子さんの勧めで始めたんだそうです。アメリカはビットコインへの意識が日本よりも進んでいるんですね。
また、純粋にビットコインで支払いをする人はまだそれほど多くないようで、むしろ今回のぼくのように、ビットコイン決済の実践をしにやってくる人が多いんだそうです。まいったねこりゃ。
ビットコインで支払ってみるよ
さて、長々とひとり居座るのも寂しい感じなので、目的であるビットコインでの支払いをしてみます。
お会計お願いします。ビットコインで。
得意げにそう切り出すと、お店側も負けじと得意げにiPadみたいなのを取り出してきました。
そこにはQRコードが表示されています。
こちらは携帯のウォレットアプリを起動させて構えます。
ウォレットの送金画面を開くと、カメラを起動してQRコードを読み込めるようになっていたのでそれをすると、すぐに金額が表示されました。
続いて送金の実行ボタンを押すと、これまた1、2秒ぐらいでお店側のiPadに受け取り完了の表示が。
以上で支払い完了です。
思っていたよりも時間がかからずスムーズでした。
クレジットカードとかだとサインもしくは暗証番号の入力と読み込みで、もう少し手間取る感じですね。ビットコイン決済の方が若干楽かもしれません。
キャッシャーの近くにcoincheckのステッカーが。どうやらcoincheckのシステムを使っているようです。
ビットコインokのお店が増えると便利かも?
今はまだ、ここダイナースイングのように尖ったお店が数店舗あるだけのビットコイン決済事情。しかし、今後2017年に向けて対応するお店が増えれば便利な世の中になりそうだな、と思いました。特に海外から来た人にとっては換金や、それによる手数料の手間がなくなるので、とても便利だと思います。
とっても明るく対応のよいお店の奥さんでした。なんかおそろっぽい。
※このとき、オーナーは奥でギャルと面接中。
以上、くしまるの「ビットコインで支払いしてみた」でした。おわり。