今話題の仮想通貨(暗号通貨)とは
仮想通貨(暗号通貨)とはインターネット上で使用できる電子通貨です。
仮想通貨の大きな特徴は通常の紙幣や硬貨とは違い、データとしてインターネット上に存在しています。
国家や銀行が発行する通貨ではないため、金融機関を通さずに取引ができて、手数料もほとんど掛からず国境を超えた送金や決済でも数秒で完了します!
仮想通貨の誕生
2008年10月
仮想通貨は中本哲史(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物がインターネット上に投稿した論文から始まりました。
2009年1月
発表から3ヶ月後、ソフトウェアがオープンソースで開発され公開されました。
それがビットコインです。
この時からビットコインを所有している人たちは現在莫大な価値のビットコインを持っていると言われています。
初めは問題点がないかゲーム感覚でスタートしていたようです。
2010年2月
それから1年後にビットコインの両替ができる取引所がオープンしました。
2010年5月
そして3ヶ月後に初めてビットコインを使った決済が行われました。
現実世界でのはじめての取引
2010年5月1ビットコインがまだ1セントほどの価値しかなかったときに初めて現実社会でビットコインの取引が行われました。
Laszlo Hanyeczというプログラマーが「ピザ2枚とビットコイン1万枚交換しない?」と面白半分でネットに呼びかけたところ、面白いと思った別のプログラマーがその話にのり、25ドル相当のピザ2枚と1万枚のビットコインを交換しました。
当時1ビットコイン1セントの価値でしたが、2016年11月現在、1ビットコインは76,000円ほどになり7億円以上の価値になっています。
当時たった2枚のピザが7億円以上の資産価値になったのです。
主要な仮想通貨の種類
ビットコイン(Bitcoin)
現在世界中で仮想通貨は750以上あると言われています。
その中でダントツで知名度がある仮想通貨がビットコインです。
一番最初に生まれた仮想通貨であり、一番取引されている仮想通貨です。
イーサリアム(Ethereum)
ビットコインの次に利用者が多いものはイーサリアムと呼ばれるものです。
イーサリアムには「スマートコントラクト」と呼ばれるブロックチェーン技術を使った契約システムがあります。
半永久的に契約などの情報がインターネット上に保存されます。
リップル(Ripple)
リップルはGoogleが出資していることで有名な仮想通貨です。
厳密に言うと通貨ではなく支払いシステムになります。
ビットコインでは数分かかってしまっていた決済をリップルは数秒で行うことができます。
ライトコイン(Litecoin)
ライトコインはビットコインから派生した仮想通貨です。
採掘(マイニング)がビットコインと比べて時間が短く、ストレージの効率性に優れています。
発行上限が8,400万LTCとなっており、仮想通貨の中では発行枚数が多くなっています。
ビットコインは金色、ライトコインは銀色に例えられます。
あなたはどの仮想通貨を選ぶ?
現在750以上もあると言われている仮想通貨。
ビットコインは過去の最高倍率が14万倍にもなりました。
1万円が14億円になる計算です。
今後も沢山の仮想通貨が出てくるでしょう。
その中でどの通貨に投資をするか、参考の一つにして頂けると幸いです。