初心者が株式投資を始める際は様々な情報収集をして儲けそうな銘柄に投資しても、期待通りに儲けることは難しいものです。
期待通りに儲けられないのには理由があります。株式投資を始めたばかりの初心者が犯しやすい間違った投資手法について説明します。
勘を頼りに投資する
初心者の間違いで多いのが、株価の値動きだけを見てなんとなく値上がりしそうだと勘を頼りに投資することです。
これまで上がってきているのでまだ上がるはずだ、前はここまで下がったら上がったので今度も上がるだろう、前はもっと上がったので今回もそこまで上がる気がする。
このような、はずだ、だろう、気がする、は確かな根拠があるわけではなく、いうなれば勘に頼った投資手法です。
勘に頼っているので投資しても儲かることは難しいと言わざるをえません。運よく儲かったとしてもたまたまだったにすぎません。
その銘柄の業績や業界の動き、マクロな経済環境、市場トレンドなどを分析し、しっかりとした根拠の裏付けを得たうえで投資する必要があります。
信用取引で一攫千金を狙う
株式投資初心者の中には信用取引で一攫千金を狙う人がいます。少ない元手で大きな利益をあげられる信用取引は魅力的ですが、大きなリターンには大きなリスクがつきものです。
制度信用取引には6カ月の期限があり、その期限までに決済しなければなりません。信用売りでは損失に限界がなく、青天井となる危険があります。
信用取引を行うには株式取引の経験を十分積んでおく必要があります。何も知らない初心が信用取引に手を出すと大怪我をすることになります。
ニュースを見てから買う
テレビや新聞などで報道された情報をもとに安易に投資を行うのは危険です。その情報がメディアに流れたときには株価は高騰してしまっていることが多いものです。
誰もが知っている情報で株を買ったときには高値掴みとなって下落するといったパターンが多く見られます。
寝ていても手に入る情報にはそれほど価値はありません。これは儲かりそうだといったニュースがあっても高騰している株には手を出さないのが賢明です。
ルールのない取引
買った株が値下がりしたらどうしますか。例えば買ってから20%値下がりしたらどうしたらよいでしょうか。持ち続けていればまた上がるはずだと考えているうちにさらに値下がりしてしまうのはよくあることです。
株式投資ではいくら下がったら損切りするのか、売却のタイミングをあらかじめ決めておくことが大切です。買値から10%値下がりしたら損切りする、といったルールを決めておきましょう。
株式取引では銘柄分析は欠かせませんが、取引ルールを決めておき、その通りに取引できれば株式投資で大損することは避けられるでしょう。
関連記事:
→海外投資/オフショアファンドの窓口【IFA無料紹介サービス】
→日本と世界の学資保険比較!元本保証140%の海外積立商品
→海外積立投資メイン3社の比較と評判
→ヘッジファンドは投資信託比較で手数料10倍!でもリターンは3倍!?