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将来への不安に備えるため、若いうちから投資をしようと考える人は少なくありません。しかし、借金がある人は投資よりも先にまずは借金の繰り上げ返済をするべきです。繰り上げ返済は見方を変えれば、非常に割のいい投資と言えるからです。

借金しながら投資をすることはほとんどのケースにおいて損である

一般的な消費者金融のカードローンの年利は大体18%程度です。銀行の場合は多少安くなりますが、それでも15%程度です。住宅ローンはそれと比べればだいぶ低くなりますが、それでも1%程度です。これらの金利は絶対であり、繰り上げ返済をしない限り減ることはありません。

一方、無リスク資産の代名詞でもある定期預金の利回りは、どんなに高利回りなものでもせいぜい0.2%程度です。借金をしたときに確実に発生する金利は、無リスクの投資をして確実に発生する金利よりも確実に高くなります。つまり、借金をしながら投資をすると、金利差だけ余計に利息を払うハメになるのです。

もちろん、FXや不動産投資などの、借金の金利より高い利回りが期待できる投資ならば、借金をしてでも始まるのは間違いではありませんが、こうした投資にはリスクがついて回ります。

繰り上げ返済は高利回りかつ無リスク

一方、借金の返済は高利回りかつ無リスクで行なえます。借金を繰り上げ返済すると、将来発生していたはずの利息をなくすことができます。例えば金利18%のカードローンを繰り上げ返済すれば、本来発生するはずだった-18%の金利を0%にできます。これは金利18%の金融商品に投資したのと同じです。

そして繰り上げ返済は全くリスクがありません。繰り上げ返済をした結果借金の元本が増えてしまう、ということはありえません。いまどき無リスクでなおかつ18%の利回りが期待できる投資など存在していません。借金がある場合は、それを繰り上げ返済することが最も優秀な投資になるのです。

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住宅ローンの場合は手数料に注意

住宅ローンの繰り上げ返済には手数料がかかることがあります。残債の一部を繰上返済する「一部繰上返済」の場合はネットバンキングでの手続きなら無料で行えることが多いですが、電話や店舗で手続きをすると手数料がかかることが多いです。また、最低繰上返済額は銀行によって違うので、事前の確認が必要です。

残債を全額繰上返済する「全額繰上返済」の場合は、手続きの手段にかかわらず手数料がかかることが多いです。こちらも事前に確認を済ませておきましょう。

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繰り上げ返済は手持ちの資金に余裕がある時に

繰り上げ返済をすると、それだけ手元にあるお金が減ります。手元にあるお金が減ってしまうと、不意の出費に対応できなくなります。繰り上げ返済してしまったばっかりに手持ち資金が尽きて、新たな借入をせざるを得なくなってしまうようでは本末転倒です。繰り上げ返済は余裕がある時に、出来る範囲で行いましょう。

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金融・ 経済関連の記事をメインとしたフリーライターをしています。様々なジャンルの本を読み漁っていますので、 自分の記事が投資家の皆さんの利益となるように情報発信に努めていきます。