生きていくうえでのリスクにはどんなものがあるか?

普段、生活していて気にすることはあまりありませんが、人は様々なリスクと隣り合わせで暮らしています。もちろん、人によってリスクの度合は違いますが誰でも心配な事柄の一つや二つあるものです。性別によって変わることもあれば、年齢によるものなど様々ですが、人が負っているリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは人が生きていくうえで考えなければいけないリスクと、それに対する補償にはどういったものがあるのかを挙げたいと思います。

なるべくなら避けて通りたい、それがリスクです。ですが、避けられないものも中にはあります。この、避けられないリスクとしてよく話題に上るのが「4大リスク」と言われる内容です。4大リスクの中でも最たるリスクと目されるのが、死亡リスクです。自分が死亡したときのことなど考えたくはありませんが、考えないといけないことの一つです。その次のリスクが病気・ケガに関するリスクです。子供から大人まで、いつどこで発生するかわからないリスクだと言えるでしょう。

4つ目に挙げられるのが、老後のリスクです。日本人の平均寿命は年々延びてきています。それだけに、看過できないリスクになります。上記のリスクとそれに対する考え方を個別に見ていきたいと思います。

病気やケガ、死亡したときの事を考えた場合

まずは、死亡リスクについて考えてみたいと思います。死亡リスクは、人間誰しも平等におとずれるリスクと言えます。しかし、自分だけの一人暮らしの方も居れば、大黒柱として一家を養っている方も居るように人それぞれリスクの度合いは違っているものです。

自身の身に何か不測の事態が起こったときのことを考えておかなければ、不安を抱えながら日々の生活を送っていかなければなりません。いつ、どのような不測の事態に見舞われるともわからない為、それだけ死亡リスクを重く受け止めなければいけないと思います。

そのリスクに備える為にあるのが「死亡保障」が付いている生命保険です。

生命保険には様々なタイプがありますが、大まかなタイプに分類してみると、ある一定の期間を保障してくれる「定期タイプ」と、生涯にわたって保障が続く「終身タイプ」に分けられます。では、この二種類はどのような違いがあるのでしょうか。

「定期タイプ」の特徴としては、年間(あるいは月々)の保険料が比較的低めに設定可能であり、保険料の払い込みも負担にならないのがメリットです。一定の期間は、保険商品によってまちまちですが、10年~20年以内の商品がほとんどです。また、その期間をいつからいつまでにする、ということも指定可能な商品もあります。

これに対して、「終身タイプ」は生涯をずっと保障してくれるプランです。この終身タイプは、保険料を一定期間内に払い込んでしまう商品と、定額をずっと払っていく商品があります。一定額を払い込んでしまうタイプは、ひと月の保険料は割高になりますが払込を終えてしまえば楽になり、保障も一生続きます。

そして、病気やケガのリスクも考えなければなりません。軽い病状やケガなら、自宅で静養することで回復してしまうと思いますが、命に係わるような病気や、入院しての治療が必要なケガなどを負ってしまったときの為にも、保険でカバーできるようにしておくことをお奨めします。

病気・ケガのリスクに関しては、医療保険が良いでしょう。入院や手術など、多額の費用がかかってしまう場合のことを考えて保障内容を選択できます。

このように死亡保険・医療保険は、更に特約などで細かい指定が可能になりますので、将来の不安に備えていく意味でも真剣に考えておきたい内容だと思います。

これからの老後・介護が必要になったときの事を考えた場合

残る4つ目のリスクが老後のリスクです。長寿大国の日本人にとって、老後の心配の種は増えていく一方です。

そんな中で、現在40歳以上の方は国が定める介護保険に加入するようになっています。これにより、特定の状態に陥った場合にはすぐに市区町村の介護サービスを受けられます。しかし、公的な介護保険では要介護状態のレベルが上がっていった場合に十分なサービスを受けられるとは限りません。

そこで、民間の保険会社が提供する介護保険があります。各保険会社が定める基準で一時金が給付されるタイプや、とにかく保険料を安くして要介護状態からは払い込み不要のタイプなどもあるので老後の不安を少しでもカバーできるように今から準備しておくのが良いでしょう。

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