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ねんきん定期便って何?

2007年に表面化した「年金記録問題」を覚えていますでしょうか? 旧社会保険庁のコンピューターに登録された年金データに、不備(ミスや未入力など)が多くあることが判明した問題です。
詳細は割愛しますが、「消えた年金記録」といった言葉は2007年の流行語大賞のベスト10に選出されたこともあり、ご記憶にあるのではないでしょうか?
話はそれますが、その年は、「どげんかせんといかん」「そんなの関係ねえ」「ネットカフェ難民」などの言葉も選出されています。
そんなことをきっかけに、国民自ら、登録されている年金データを確認できるように、定期的に通知されるようになったのが「ねんきん定期便」です。
※参照 ユーキャン新語・流行語大賞ホームページ

ねんきん定期便の見方を知りたい!

「ねんきん定期便」は、厚生労働省より委託を受けた日本年金機構より送付されます。「厚生年金保険(船員保険を含む)」および「国民年金」の被保険者の方に、年金受給が始まるまでの間、毎年誕生月(1日生まれの方は前月)に届けられます。
なお、厚生年金に統合された旧公務員共済・旧私学共済等はそれぞれの共済組合等から送付されます。また、厚生年金基金は、名前は似ていますが厚生年金保険とは異なりますので、ねんきん定期便には記載されないことに注意が必要です。

■ねんきん定期便の記載事項
①これまでの年金加入期間
②年金額
50歳未満の方…これまでの加入実績に応じた年金額
50歳以上の方…老齢年金の年金見込額
③これまでの保険料納付額 ※厚生年金保険の保険料は被保険者負担分のみ。
④最近の月別状況

※詳細は割愛しますが、節目となる年齢(35歳・45歳・59歳)のときには、公的年金のことをより意識していただくため、通常よりも情報量の多いねんきん定期便が、封書で送付されます。

 

ねんきん定期便が届いたときの手続きは?

ねんきん定期便の目的は、年金加入記録をご確認いただくことと、年金制度に対する理解を深めていただくことです。まずは、年金加入記録に誤りがないかどうかをしっかりとチェックしてください。
年金記録に誤りがなければ何もする必要はありませんが、万が一、誤りやご不安な点があれば、お近くの年金事務所にご相談されるのが良いでしょう。

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老後の備えは公的年金制度を理解してから

年金をいつからいくら受け取れるのか、それを理解しないまま預貯金や生命保険商品等で老後に備えようとすると、がんばり過ぎて今の生活への負担が大きくなったり、逆に準備すべき金額から不足するかもしれません。
まずは、老後にどのような生活をするのかを具体的に描いて、必要となるお金を算出し、公的年金では不足する部分をご自身で貯蓄すると言う風に考えてはいかがでしょうか?

なお、現在の制度や統計をベースに見ますと、1か月あたりの公的年金の平均的な受取金額は国民年金が約5万4千円、厚生年金が約14万8千円です(※1)。 一方、老後を豊かに生活しようとした場合の金額は、おおよそ35万円(※2)と言われています。

※1「平成26年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
※2生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成25年度

年金開始年齢や年金額を含め、年金制度は頻繁に変わっています。今後高齢化社会を迎え、年金制度はますます厳しくなる可能性もあります。ねんきん定期便を受け取られたら、それを機会に、老後の幸せな生活を具体的に想像されてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

①ねんきん定期便の記載内容に間違いないことを確認しましょう。
②ねんきん定期便について、より詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
>>ねんきん定期便はどう見るの?<<
③自ら老後に備えるときは、まずは公的年金制度を正しく理解してから!

ねんきん定期便の見方を詳しく知りたい方、老後の生活に必要な資金を算出されたい方、資産形成のためのアドバイスやご提案をお受けになりたい方は、プロにご相談されてはいかがでしょうか。

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