ヘッジファンドでの運用を検討したことがある人の中には「コスト(手数料)が高いから、投資信託の方が良い」と感じる人もいるのではないでしょうか。

確かに、ヘッジファンドの運用手数料は一見すると割高なように感じます。

ですが、本質的なコストは、あらゆる金融商品の中で最も小さいと考えることもできます。

直接契約のため中抜きされていない

ヘッジファンドは、投資家と直接契約を結ぶため、一見すると手数料は高く見えます。実際に収益に対して30%~50%の成功報酬(手数料)をとるファンドも少なくありません。投資信託の手数料は0.5~2.3%前後なので、10倍以上のコストに感じてしまいます。

しかし、ヘッジファンドが直接契約によって、市場(マーケット)からのリターンを直接収益としているのに対し、投資信託では、証券会社やアセットマネジメント会社など、多数の中間業者が存在します。つまり、投資によって株式市場から得た収益について、管理手数料や売買手数料が抜かれているのです。そのため、表面的な手数料と別に、裏でたくさんのコストが発生しています。

直接契約できるヘッジファンドは、この“余計な”中抜きコストが発生しないぶん、実は割安となります。

コストの対象は収益であり、余計なコストはかからない

ヘッジファンドの報酬は、主に収益(パフォーマンス)に対して発生します。つまり、収益が上がらない時は余計なコストを取られる心配もありません。また、ヘッジファンド側としては、パフォーマンスがよくなければ十分な報酬を得ることができませんので、より確実に絶対利益を追求します。

一方で、投資信託は販売手数料が収入源になりますので、投資信託を買うにも売る(現金化する)にも手数料が発生します。加えてパフォーマンスに関する報酬はかからないため、一見すると割安なような気もしますが、より収益を出そうという意図もありません。したがって、投資信託を販売する証券会社は、パフォーマンスを求めることもなく、売買だけを勧めてきます。

手数料形態の差は、それぞれの金融機関のビジネスの差にも関わってくるのです。

運用の手間が0(ゼロ)

「コスト」と聞くと、金銭的な手数料ばかりが気になってしまいますが、実はそれだけではありません。運用の手間も立派なコストになります。

ヘッジファンドでの運用は、ファンドマネジャーに完全に委任することになります。自分で意思決定できないという側面もありますが、金融業界に精通していない人でも、安心して運用をスタートできるという点において、非常に安心できます。また、一切手間がかからないというのは、思った以上に重要です。

一方で投資信託などは、プロの力を借りるとはいえ、自分でどの商品を売買するのか考えなければいけません。商品を選ぶだけでなく、売買のタイミングも考えなければいけません。常に値動きする自分の資産に一喜一憂しながら調査や分析を元に判断し続けることは非常に大変です。

そういったコスト(手間や心労など)も一切かからないのがヘッジファンドでの運用の優れている点です。

大切なのはリターン

また、結局大切なのは最終的に享受できるリターンです。

仮に手数料が50%のヘッジファンドと、手数料が2%の投資信託があったとして、

パフォーマンスがそれぞれ20%と3%であれば、

ファンド:年利20%-(年利20%×手数料50%)=実年利10%

投資信託:年利3%-(年利3%×手数料2%)=実年利2.98%

と手元に返ってくるリターンにはこれだけの差があります。

投資信託と比較すると、手数料は10倍以上ですが、ヘッジファンドの方が実年利は3倍以上得られる可能性が高いのです。

大切なのは結局、いくらリターンがあるかではないでしょうか。

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