東京商工リサーチによると2016年度の倒産件数は8,446件と8年連続で前年を下回り1990年以来の低水準となった。これはリーマンショックの影響が大きかった2009年から倒産件数が毎年減少している。しかし見方を変えれば、2016年は8,400社もの社長が会社を倒産させていると言える。
では、企業の社長の「星座」によって倒産しやすい会社の傾向を見ることができるのか?東京商工リサーチが2000年1月1日から2016年5月20日の間に、倒産した企業(負債額1,000万円以上)のうち、社長の生年月日が判明した11万6,505件を分析したところ、以下のようなランキングとなった。
社長の星座でみる2016年度 倒産確率ランキング
1位 みずがめ座 1/20~2/18 1万1,220人(9.63%)
2位 うお座 2/19~3/20 1万1,039人(9.48%)
3位 やぎ座 12/22~1/19 1万868人(9.33%)
4位 おひつじ座 3/21~4/19 9,854人(8.46%)
5位 てんびん座 9/23~10/23 9,710人(8.33%)
6位 おとめ座 8/23~9/22 9,667人(8.30%)
7位 しし座 7/23~8/22 9,352人(8.03%)
8位 さそり座 10/24~11/22 9,275人(7.96%)
9位 いて座 11/23~12/21 9,043人(7.76%)
10位 かに座 6/22~7/22 9,001人(7.73%)
11位 おうし座 4/20~5/20 8,900人(7.64%)
12位 ふたご座 5/21~6/21 8,576人(7.36%)
倒産件数1位は「みずがめ座」
倒産企業の社長が最も多かったのは「みずがめ座」(1/20~2/18)の1万1,220人で、全体の9.6%だった。また、2位のうお座(2/19~3/20)、3位のやぎ座(12/22~1/19)と続くが、倒産確率トップ3が12/22から3/20と冬季に寄っていることが分かった。
1位から3位までの3星座(やぎ座・みずがめ座・うお座)は順番が連続した星座で、12月22日~3月20日にかけての間に生まれた社長の倒産が多かったようです。
逆に最も少なかったのは「ふたご座」だったが、11位の「おうし座」、10位の「かに座」は、4月20日~7月22日生まれの社長は倒産が少ないという結果となった。
なぜ、冬に生まれた社長は会社を倒産させてしまうのか?
同調査によると、倒産時の社長の年齢の平均は、どの星座でも西暦1957年から1960年(57~58.5歳)となっている。
実は、戦後から1964年までは1月から3月にかけての出生率が高く、6月が低かったため、そもそも冬季の人口が多いことから、このような結果になったようだ。
参考:厚生労働省の「出生に関する統計」
冬季生まれの社長の倒産確率が高いのは、単に母数が多かったため、比例して倒産件数が多くなったというわけだ。また、星座占いで経営者の特性を調べても、星座によって倒産確率が偏るということもなさそうだ。
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