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今、クラウドソーシングというクリエイターやエンジニアなどの「個人のクリエイター・ワーカー」と「発注者」とをインターネットを介しマッチングするサービスが急成長を遂げている。

この仕組みが出る前は、発注者が個人クリエイター・ワーカーを直接募集したり、個人のクリエイター・ワーカーを抱えている企業へ発注することが一般的であった。しかし、クラウドソーシングというプラットフォームが誕生したことにより、個人が企業と直接、取引ができるようになり、請け負う金額も発注者と直接交渉することが可能となった。また、クラウドソーシングサービス企業へ一定の手数料を支払うことで、仮払い(エスクローサービス)システム※を利用することができ、立場の弱い個人が請け負い金額の未回収リスクを負うことがなくなった。

※エスクローサービス 発注者の依頼をライターが行う前に運営会社がその料金を預かり、納品後、発注者が検収完了した段階で運営会社からライターに料金が支払われる仕組み。

クラウドソーシングという仕組みの登場で、フルタイムで勤務することが難しい主婦やフリーターなどが、自分のスキルや経験を生かした仕事を在宅で仕事を請けることが可能となったのだ。

クラウドソーシングの対象職種

クラウドソーシングの対象の職種は、システム開発、デザイン、サイト制作関連、ネーミング・記事作成、翻訳、企画・分析などのPCを使ったWEB系の仕事との親和性が高い。

特にテキストライティングは、WEBマーケティングの一環としてコンテンツマーケティングに取り組む企業が増え、市場規模が急拡大していることを背景に、優良な記事をライティングできる人材が不足している。今回は、テキストライティングにスポットを当て、クラウドソーシングの仕組みや発注者サイドとライターサイドでそれぞれ、メリット・デメリットを見ていきたい。

プラットフォーム型と受託型の比較について

テキストライティングでのクラウドソーシングには、2つのタイプがある。
一つ目は、「プラットフォーム型」という仕組みで、個人と発注者がプラットフォーム上で直接契約、納品、検収、支払いまでを完結できるシステム。

二つ目は、「受託型」の仕組みで、個人と発注者の間に、クラウドソーシングサービス提供会社のディレクターが入り、発注者への品質担保と納期管理、ライターへの発注を行う。また、登録ライターがレベルアップできるように教育も行っており、一定基準を満たした登録ライターに対して、福利厚生サービスを提供している会社もある。

発注者サイド

項目 プラットフォーム型 委託型
ライターを指名できる ×
ライターへの依頼や修正 ×
スピードと精度 ライターによる 担当窓口による
応募数 費用と内容次第
ライターレベル 運次第 ライターレベルを選べる
報酬単位 案件単位 記事単位
支払い方法 銀行/コンビニ/カード 銀行振込のみ
支払いタイミング 基本前払い 基本、当月末翌月末日払い
納品可能数/月 1本~数十本 数本~数百本
品質管理 発注者 委託先へ指示
発注文字単価 0.5円~ 1円~
発注スタンス 単発・少量発注向き 少量~大量発注向き

発注者が利用する場合の2つのサービスメリット・デメリット

プラットフォーム型のメリット

  • ライターの実績やプロフィールを見てスカウトできる。
  • 優秀なライターを自ら見つけ契約できれば、安く・早く・高品質な記事を作成できる。
  • ライターと直接やり取りができるので、細かい指示やニュアンスを伝えることができる。

プラットフォーム型のデメリット

  • ライターを一本釣りのため、優秀なライターと契約するために魅力的なオファーをする必要がある。
  • 応募数を集めるために広告オプションを購入する必要がある。
  • 品質管理や納期を自分で行う必要がある。
  • 契約ライターや発注本数が増えるほど、管理工数が掛かり納期も必要。

受託型のメリット

  • サービス運営会社の担当者が、発注者の要望を請け、登録ライターへの発注・品質管理・納期管理を行うため、大量発注が可能。
  • 登録ライター個人を直接選ぶことはできないが、ライターのレベル(A・B・Cランク)を選ぶことができる。
  • 専門家の記事が必要な場合など、PF・弁護士・会計士などの専門家のみを対象として依頼することも可能。

受託型のデメリット

  • ライターと発注者の間にディレクターが入るため、その分、コストが割高となる。
  • 10本依頼すれば、最大10人ライターが担当することがあるため、品質が偏る場合がある。

ライターサイド

項目 プラットフォーム型 委託型
案件の受注 実績とやる気を自分でアピール 記事単位で自由に選択できる
報酬の受け取り 申請して銀行振込 申請して銀行振込
システム利用料(手数料) 20%前後 なし
文字単価(プラットフォーム型を100とした場合) 100% 20%~100%
価格交渉 可能 不可
案件の量 常時あるが受注次第 常時あり
評価 クライアントが都度、評価 ランクのガイドラインや試験がある
仕事の継続性 優良顧客との契約次第 個人のレベル関係なく継続性あり

 

ライターが利用する場合の2つのサービスのメリット・デメリット

プラットフォーム型のメリット

  • 発注先と直接、取引ができる。
  • 継続取引先が見つかれば、安定した受注が可能。

プラットフォーム型のデメリット

  • 案件単位で応募を行い、選ばれなければ仕事を請けることができない。
  • 案件単位で納期に間に合わせる必要がある。

 受託型のメリット

  • 記事単位(最小単位)で、募集一覧から先着順で請けることができる。

受託型のデメリット

  • 最低単価は安いため、試験に合格してライターランクを上げる必要がある。
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クラウドソーシングサービス仕訳け

 サービス名 プラットフォーム型 委託型
ランサーズ
クラウドワークス ×
Shinobiライティング
サグーワークス

ランサーズは、クラウドソーシングサービスの先駆者で、クラウドソーシング総合サービスを展開している。

クラウドワークスとshinobiライティングは、プラットフォーム型のテキストライティングに特化したクラウドソーシングサービスとして、シェアを2分している。

サグーワークスは、一番の後発サービスだが委託型で大量の記事作成に対応するリソースを持っている。

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まとめ

クラウドソーシングと相性の良い、記事作成(テキストライティング)サービスを、プラットフォーム型と委託型に分けて、発注者・ライターの視点でメリットデメリットをまとめてみました。

企業サイドでいえば、小ロット発注でライターと直接、指示して進めたいならプラットフォーム型のサービス「ランサーズ、クラウドワークス、shinobiライティング」が相性がよい。

中・大ロットで、記事作成をアウトソーシングしたいなら、委託型の「サグーワークス」を使うのがよいだろう。

ライターサイドでいえば、ライティングレベルに自身があれば、プラットフォーム型でも委託型のどちらでも成功するだろう。プラットフォーム型は、自分で営業や交渉、企画等も必要なので、もしライティングに特化したいなら、委託型がよいだろう。

これからスキルを磨きたい方は、委託型からスタートし、経験を積んだ方がよいだろう。

いずれにして、どんな流れで仕事をすすめるのか、2つのサービスに両方登録することで、自分に合ったサービスを利用して試すところから始めてみよう。

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