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株式のデイトレードは恐ろしい一面がある。初めてデイトレードに参加した日の内に、資産を全て奪われ退場する者もいるくらいだ。
そうならないように、ハウツー本で武装してから相場に入れば良いかと言えば、間違いではないと思う。
しかし、それではつまらない。

いきなり本で勉強では、つまらない

株式のデイトレードを始める方には、共通の思いがある。
みな稼ぎたいと思っている。
今すぐにでも。
全く悪いことではない。むしろ良いことだと思う。

しかし、デイトレードを始めようという方が、
「稼ぎたければ、しっかり勉強してから相場に入りなさい」
と言われたら、いかがだろうか?
つまらないと思う。

大切な資金を割いて準備したのに、相場に入れるのは難しいぶ厚い本を読み解いてから。実際に取引できるのはいつの日か。
結局、面白くないのでデイトレードから離れてしまう。
もしくは、気持ちを抑えられず、何の武装もしないまま相場に入り、あえなく退場。これでは寂しい。

デイトレードの取引は非常に楽しい。
取引中の独特なスリルと緊張感は最高だ。
そこで、初心者が相場で大きく負けずに、楽しく取引を続けて行くためのポイントを紹介したい。デイトレーダーとしては超基本的なことばかりだが、これが実践できれば勝率は上がり、大きな損失を出す可能性も減るだろう。たまには大きく利益を出すことも可能だ。
楽しく取引を続けながら勉強し、利益を上げられる自分のスタイルを築いてほしい。

相場では自分のルールを作って厳守しろ

デイトレードの勝ち組と負け組の違いは、
「自分で作ったルールを守ることが、できるか否か」
これだけだと言っても過言ではないだろう。

最初に自分のルールを作り、相場に入る。例えば、損切のルール。
いざ相場に入ると、不思議と大抵のトレーダーがこのルールを守れない。なぜか。
負けを認めたくないからだ。
「予想が外れた」
「また上がるはずだ」
その気持ちが判断を誤らせ、ルールを守れなくなる。我に返ったときには、もう手遅れ。

「予想が外れること」は負けではない。
負けは「大きな損失を出してしまうこと」だ。

とにかく「自分の作ったルールを守る」この一言だ。
肝心のルールは、以下の項目を参考に、自分なりに作ってしてほしい。

順張り・逆張りとトレンド

率直に申し上げると、どちらでも良い。好みの問題程度だ。
問題は売り方だ。買い方を軽視するわけではないが、売り方が大事だ。
身も蓋もない話だが、所詮、株価は上げるか下げるかのどちらかだ。買ってから、予想に反して下げたのならば、すぐに売れば良いだけのことだ。

ただ、逆張りにおいては注意してほしい点がある。あまりにも強い下降トレンドにある銘柄は避けるべきだ。下げ続ける可能性が大きく、一瞬の反発で利益を上げるのは至難の業だ。日足チャートで大きな下降トレンドが見て取れ、今まさに下げているときの逆張りはあまりにも危険だ。順張りも同様に難しい。
上がる可能性の低い銘柄で、リスキーな取引をする必要はない。

流動性のある銘柄を選ぶ

株価が動かなければ売買ができない。特にデイトレードは、買った株がすぐに売れる状況でなければできない。買い板がなくては売れない。
そのため、流動性がある銘柄を選ぶ必要がある。出来高が大きく、株価が動いている銘柄だ。
さらに、上昇トレンドにある銘柄が良い。前述したように、下降トレンドにある銘柄で勝負する必要はない。

流動性がある上に、上昇トレンドにある銘柄を探すのは非常に簡単だ。
寄付直前で「寄前値上がり率ランキング」を見れば良い。前日終値と比べた寄付気配の上昇率が高ければ、寄付以降に強く上昇する可能性が高い。
寄付直後なら「値上がり率ランキング」を見る。急上昇している銘柄が大抵はある。

このとき、ニュースやファンダメンタルズを考慮する必要はない。理由はどうでも良い。今、目の前でその銘柄の値は上がっているし、買いが入っている。デイトレードでは値が上がるから利益が出せるのであって、市場の材料が利益を上げてくれるわけではない。

値動きが激し過ぎる銘柄も注意が必要だ。急騰中に買いを入れたら高値をつかまされてハシゴを外されることになりかねない。また、瞬時に値下がりして損切のラインを大きく割ってしまうことがある。
暴騰している銘柄を扱うときには、せめて買いは押し目で、損切は即行で行うべきだ。

低位株を狙う

単元価格が低いため、余力を残しやすい。
予想を外して損切した場合、ポジションを持ち直せるように余力を残すのが鉄則だ。現物取引で余力目一杯の1回勝負で負けてしまうと、大損するだけでなく、下値で買い直しもできない。

さらに、低位株であれば1円単位の値動きが読みやすく、パーセンテージで目標値も決めやすい。価格変動の幅が狭いので、ポジションを多く取らなければ大損することもないだろう。

資金にもよるが、株価が~200円くらいのものをお勧めする。

損切を徹底する

とにかく損切ラインを割ったら絶対に切る。
切る。
とにかく切る。
絶対に曲げてはいけないルールである。

「予想を外したことを認めたくない」
気持ちはお察しするが、冷静になって損切をしなければならない。
そして、このために余力を残しておいたことを思い出してほしい。ポジションは持ち直せる。
もし、ここでポジションを持ちつつ買い増しした場合、値上がりすればトントンになるかもしれないが、また下がれば最悪である。気持ちの面でも、もっと損切できなくなる。とにかく切る。

肝心の損切ラインだが、できれば1%以内に納めたい。2%では遅いかもしれない。
買ったはいいものの、出来高が少なくなり勢いがなくなれば買値と同じ値で売ってしまってもいいくらいだ。損失を出すより余程ましだ。

利益確定ですぐに売るな

損切が多い初心者の内は、1円抜きなどで売ってしまうと、いつまでも利益が出せない。そのため、上げている内は売らない。
しかし、当然だが上げ続ける株はない。いつか売らねば、いずれ値が下がってきてしまう。買う前に目標値を決めておくことが大切だ。
例えば「2~3%でポジションの半分を、5%でさらに半分を、さらに上げ続けるのであれば、押し目か下降トレンドに入ったところで残り全てを売る」というように、自分でルールを作る。パーセンテージは銘柄やトレンドの強さによるだろうから、自分で色々と試してみてほしい。

ただ、このルールは絶対ではない。
株価が目標ラインの手前で下降トレンドに入ってしまったものの、ルールに則って上がるのを待ち続けていた。しかし、いつの間にか損切ラインまで下がり損切する破目になった。プラスだったものがマイナスになってしまった。腸が煮え返ることだろう。対策を申し上げたい。

チャートや板を見ていれば、トレンドが勢いを失う様子は分かると思う。目標値に届きそうもないと感じたら、その値でポジションの半分を売ってしまうと良い。その後、上がれば残りを予定通りに、下がれば買値で残りを売ってしまえば良い。

ポジションを売り尽くした後で、株価が上がっていった・・・。
悔しいだろうか?
悔しいことはないはずだ。

なぜなら、あなたは値が上がるという予想を的中させた上に、利益を上げた勝者だからだ。逆に、その後に株価が損切ラインまで下落して、あなたは損失を出していた可能性もあるのだ。

手数料の存在を忘れるな

現物取引が前提の話だが、手数料は想像以上に高い。
一日の取引がなんとかプラスで終わった。浮かれながら資産を確認したら、±0・・・。
今日はトントンだった、そう思いながら資産を確認したら、マイナスだった・・・。
よくあることだ。

手数料は高い。

特に資金が少額で、信用取引を行わない初心者にとっては大きな壁になる。
一番の対策は取引の手数を減らすことだ。一回一回に集中して、効率的に利益が上がるように努めなければならない。相場では必ずまたチャンスが来る。確実に利益が上がるよう、焦って不用意に入ってはいけない。
続いて、取引額が小さくなるように、より価格の低い銘柄を扱う方法がある。
どちらも困難だが、他に手はない。

根本的な解決方法ではないが、証券会社や手数料プランを見直すなどで改善できることもあるので検討してほしい。

取引を楽しみながら知識を身に着ける

私はテクニカルやファンダメンタルズを軽視しているわけではなく、あくまでデイトレード初心者に相場を楽しく続けていくためのポイントを紹介したに過ぎない。
デイトレーダーとして稼ぐには、勉強してさらに勝率を上げる必要がある。特にテクニカルの知識は不可欠だ。
この記事を参考に、楽しく負けない取引を続けながら、研鑽を重ねていただきたい。

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