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株式投資もギャンブルも、損をする可能性があるという点では似ています。しかし、本来株式投資とギャンブルは全く異なるものです。そしてお金を増やしたいのならば、持っている資金はギャンブルではなく株式投資にあてるべきです。

ギャンブルは損をするが、株式は得をする

ギャンブルと投資の最大の違いは、平均的な結果が出た場合に損をするか、得をするかということです。ギャンブルは平均的な結果が出た場合損をしますが、株式投資の場合は得をするのです。

まず、世の中に存在する様々なギャンブルについて見ていきます。街中でよく見かけるパチンコ店で提供されているパチンコの還元率は、概ね80~90%です。つまり、100円を掛けると平均で80円~90円返ってくるのです。

残りの10円~20円が店の利益となります。つまり、やればやるほどお金が減っていくわけです。もちろん、時には勝つこともあるでしょうが、繰り返し行えばいずれ平均的な数値に落ち着くので赤字になります。

また、宝くじの還元率は40~50%と更に低く設定されています。競馬や競輪の還元率は70~80%ぐらいです。近年話題になっているカジノで提供されているギャンブルの還元率は90~99%程度と、公営ギャンブルに比べればかなり良心的ですが、それでも100%に届かないことには代わりありません。主催者が儲からなければ商売が成り立たないのですから当然といえます。

一方、株式の年間平均利回りは7%ぐらいなので、還元率は約107%ということになります。つまり、やればやるほどお金が増えていくわけです。もちろん、時には負けることもあるでしょうが、繰り返し行えば大抵の場合黒字になるのです。

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ゼロサムゲームとノンゼロサムゲーム

なぜギャンブルは損で株式投資は得なのかを理解するには、ゼロサムゲーム・ノンゼロサムゲームという概念を知る必要があります。

ゼロサムゲームとは、参加しているプレイヤーすべての利益と損失の総和が0になるゲームです。例えば麻雀は誰かが得点すればその分だけ誰かが失点するゼロサムゲームです。ギャンブルも客が得をすれば店が損をして、店が得をすれば客が損をするゼロサムゲームです。そしてギャンブルは長期的には店が得をするようにできているので、客は損をするのです。

一方、ノンゼロサムゲームとは、参加しているプレイヤー全ての利益と損失の総和が0にならないゲームです。総和がプラスになるものをプラスサムゲーム、マイナスになるものをマイナスサムゲームということもあります。

例えば人生ゲームは開始時のプレイヤー全員の資産合計と終了時のプレイヤー全員の資産合計が一致しない(偶然一致する場合もあるが)ため、ノンゼロサムゲームであるといえます。株式投資も市場全体の大きさが変動するノンゼロサムゲームと言えます。

1968年4月1日の東証一部上場企業の時価総額を100として、現在の時価総額を示す指標をTOPIXといいます。2016年現在、TOPIXはだいたい1500程度で推移しています。時価総額が最初の15倍ぐらいに増えたわけです。このことからもわかるように、株式投資はプラスサムゲームです。

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株式投資は若いうちから始めるべき

ただし、プラスサムゲームだから必ず勝てるというわけではありません。プラスサムゲームのルールで勝つためには、平均程度の成果を出す必要があります。そして、投資はやればやるほど成果が平均値に近づいていきます。つまり、長期的に投資をすれば平均程度の成果は出せ、利益を上げることができるのです。資産運用は若いうちに始めたほうがいい、と言われるのはこのためです。若いうちから長期的に株式を運用して、資産を築いていきましょう。

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金融・ 経済関連の記事をメインとしたフリーライターをしています。様々なジャンルの本を読み漁っていますので、 自分の記事が投資家の皆さんの利益となるように情報発信に努めていきます。