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FX(外国為替証拠金取引)といえば、2国間の通貨を売買することで利益を狙える投資の一種である。小額からでも始められるため敷居は低いが、運用方法によってはハイリスクとなる。リスク管理ができていれば問題なく始められるが、石橋をたたいて渡るようなタイプにとっては、少々手が出しにくいと感じるだろう。

また、取引できる通貨の種類が多いため、どれを選ぶべきか迷うという人も多いのではないだろうか。今回は、初心者におすすめしたい「安全な通貨」と「リスクが高い通貨」について紹介していく。

FX取引通貨は平均20種類以上

最初に、取引対象となっている通貨を確認しておこう。FX業者で取り扱っている通貨は数種類あり、特に次の7ペアについては、ほとんどの業者で取り扱われている。

ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、加ドル/円、スイスフラン/円

他にもトルコリラ/円や香港ドル/円、人民元 / 円など、対円ペアだけでも10種類以上が取引ペアとして挙げられる。ユーロ/米ドルなど、円以外のペアも含めると、20種類以上の通貨ペアを扱っている会社が少なくないのだ。

大手FX業者の『DMM.com証券』や『楽天証券』は20ペアの通貨を用意しており、利用者は複数のペアから好きな通貨を選んで取引が可能だ。

だが、これらの通貨にはそれぞれ特徴がある。適当に通過を選んだ結果、ほかの通貨よりも相場が読みにくく、余計な損失を出してしまう可能性も考えられるのである。初心者であればリスクが少ない通貨を選びたいところだが、一体どの通貨がふさわしいのだろうか。

初心者向けといえば米ドル

一般的には、米ドル/円のペアが初心者向けだと言われている。というのも、米ドルは流通量が多い代表的な通貨であることが理由だ。ほかの通貨に比べると値動きが小さく、為替相場が予期せぬ方向に動いた場合でも、リスクが小さくて済むというメリットがある。その分、為替相場の変動による利益も少なくなってしまうが、安定した投資法を好む人には魅力的な通貨だと言える。

また、基本通貨の米ドルには「情報量が多い」というメリットもある。取引をする際に、各国の動向や要人発言、経済指標などは注目しておきたい要素だが、マイナーな通貨だと、経済情報が入手しにくいというデメリットがあるのだ。

その点、米ドルの場合は経済関係のニュースが新聞やテレビでよく取り上げられている。つまり、米ドルは取引の判断材料が多いということになる。

リスクが高い通貨とは?

前述したとおり、米ドル/円のペアは流通量や情報量の多さから、初心者向けの通貨だと言える。ただし、逆に値動きが大きい「経験者向けの通貨」も存在するので、覚えておきたいところだ。

為替相場を見ると一目瞭然だが、イギリスのポンドや新興国の通貨などは、他の通貨と比べて値動き荒い。言い換えると、一度の取引で予想以上の金額を失う可能性があるのだ。

FXで成果を出すには、知識だけでなく取引経験も必須であるため、経験が浅いうちは、値動きの荒い通貨は避けたほうが良いだろう。安定して利益を出せるようになるまでは、ドルのように値動きが安定していて、情報量が多い通貨での取引が無難だろう。

もちろん、人によってはドルよりもポンドの方が利益を出しやすいというパターンもある。そのため、一度それぞれの通貨で取引を経験してみても良いだろう。ただし、前述したとおり不慣れな通貨を利用すると、予想外の損失を出す可能性もある。そのため、最初は少額での取引をおすすめしたい。

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