投資に興味は持っているけれど、どの銘柄を買ったら良いのかがわからないので、実際に始めるのは躊躇している、……という方もいらっしゃるかと思います。そういった方にオススメなのが投資信託です。通常の株式や債券投資と比べて低リスクでなおかつ少ない資金でも始めることが出来るため、初心者の方でも取り組めます。

投資信託はその名の通り投資をプロに信託する仕組み

投資信託とは簡単に言えば、複数の投資家が少しずつお金を出し合って一つの大きな資金のまとまりを作り、その資金を運用のプロであるファンドマネージャー投資し、得られた利益を投資家同士で分け合うシステムです。

投資信託のメリット1:少ない資金で始められる

通常、株式や債券を買うにはまとまった金額が必要になります。例えば、1株400円の株を1000株単位で買う場合、最低でも40万円の資金が必要にあります。これに対して、投資信託は月1万円から始めることができます。最初に用意しなければならない金額が少ないため、初心者が投資のコツを掴むのに最適です。

投資信託のメリット2:運用をプロに任せられる

投資信託では基本的な投資の方針(株式と債券、不動産の割合など)は投資家本人が決めますが、実際にどのような銘柄を購入するかは投資のプロであるファンドマネージャーが決めます。もちろん彼らとて百発百中で設けられる銘柄を当てられるというわけではありませんが、素人である投資家が運用するよりは成功する確率が高いです。

投資信託のメリットその3:分散投資になる

投資信託ではまとまった金額を投資に使うため、様々な種類の金融資産を購入することができ、それがリスク分散に繋がります。1人で投資をしようとするとどうしても一点集中になりがちですが、投資信託ではそのようなリスクを取り除くことができます。

投資信託のメリットその4:様々な国や地域に投資できる

投資信託では、外国債券や外国株式などを通じて、海外に投資することも可能です。投資先はアメリカや欧州諸国のような先進国から、個人投資家では投資が難しい発展途上国まで様々です。

投資信託はデメリットも無視できない

一方で、投資信託はデメリットも少なくありません。メリットだけに目を奪われてしまうと、足元を救われてしまう可能性があるので注意が必要です。

投資信託のデメリットその1:コストが掛かる

投資信託は運用のプロであるファンドマネージャーに投資を任せるため、彼らに対して報酬を支払う必要があります。また、投資信託を買うのに必要な手数料や、換金する際の手数料模試は割らなければなりません。

投資信託のデメリットその2:元本保証のない商品が多い

投資信託の主な投資先は株式、債券、不動産などです。これははいずれも元本保証がなく、場合によって破損することもあります。投資信託によってはリスクのほぼ無い定期預金が選べることもありますが、投資信託で定期預金をするくらいならば、最初から銀行で定期預金をしたほうがコストがかからないためお得です。高いリターンを狙う場合は、リスクも増大すると覚えておきましょう。

投資信託にはアクティブファンド(積極的運用)とインデックスファンド(消極的運用)がある

投資信託の商品は、アクティブファンドとインデックスファンドに分けることができます。アクティブファンドとは日経平均やTOPIXなどの指標を上回るように積極的に運用するもので、インデックスファンドは指標に沿うように運用するものです。

これだけ見ると、より高いところを目指すアクティブファンドの方が有利に見えますが、実際にはそうは限りません。アクティブファンドはあくまでも指標を上回ることを目指すものであって、実際に上回る保証があるわけではないからです。むしろ積極的な投資が裏目に出て損をするケースもあります。というか、アクティブファンドの約6割が指標を下回る運用しかできていません。

また、アクティブファンドはインデックスファンドと比べて運用にかかるコストが大きいのも難点です。それらを考慮すると、インデックスファンドのほうがリスクが少なく、安定的な収益が望めるはずです。

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